教室案内

教授ご挨拶

Professor
  • 2020年4月に熊本大学脳神経内科学講座教授を拝命いたしました植田光晴と申します。安東由喜雄先生が作り上げられた教室を発展的に継承し、「世界レベルの研究の実践」と「脳神経内科診療の発展」を目標として活動致します。学内外の教室や医療機関と連携し医学・医療の発展を目指したいと存じます。

    私が専門として研究しておりますアミロイドーシスでは、本学のアミロイドーシス診療センターを介して県内外の医療機関と連携し最先端の解析技術を用いた診療支援を提供しています。各診療科と連携して最善の治療行うと共に国際治験を含めて治療薬開発にも貢献しています。本年4月にスタートした熊本大学病院脳血管病センターでは、県内の施設と連携し血栓回収療法など急性期治療の診療システムの構築を行うと共に、診断が難しいCADASILなど遺伝性脳小血管病の診療支援および研究を行っています。また日本医療研究開発機構(AMED)が主導する全国規模のプロジェクト(未診断疾患の診断体制の構築等を推進)である未診断疾患イニシアチブ(IRUD)の拠点病院としても活動させて頂いており、難病診療体制の構築にも寄与したいと存じます。

    これまで脳神経内科領域の診療は、わからないことが多く、治療法も限られていました。
    しかし、医学の進歩と共に大きく変わろうとしています。先進的な核酸医薬やバイオ分子標的薬など、すでに多くが実用化されています。脳血管障害に対する血管内治療の実践に伴い、脳卒中診療の常識は変わりました。治療困難であった神経難病、認知症に対する治療法の開発も期待されています。コモンディジーズである頭痛やてんかんに対する診療も変革しつつあります。

    脳神経内科の最も誇れるものは、知識と技術に基づいた診断スキルです。脳神経内科医としてスペシャリストを目指す先生方に加えて、将来的に総合診療やプライマリケアを高いレベルで目指すジェネラリストの先生方も神経診察の習得は必須と考えます。熊本の脳神経内科は非常に充実した教育病院群を有しています。これは我々が教育面で提供できる最も大きな財産です。急性期から慢性期、コモンディジーズから希少難病まで、温和な指導医の下で安心して研鑽を積むことが出来ます。当教室では、多様な研修が可能なプログラムを準備しています。共に活動してくれる先生方が安心して研鑽を積み、充実した医師人生を過ごす一助となることを願っています。

    脳神経内科疾患の克服に向けて努力したいと願っています。今後とも熊本大学 脳神経内科をご支援、ご指導を賜ります様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 植田 光晴
    熊本大学大学院生命科学研究部
    脳神経内科学講座 植田 光晴

教室の歴史

history

※ダブルクリックで拡大表示されます。

Arrow
Arrow
ArrowArrow
Slider
books on zlibrary official
Copyright© Department of Neurology, Graduate School of Medical Sciences, Kumamoto University.